有職お誂え雛人形工房 京人形司 京都桃玄(とうげん)
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〒604-8451
京都市中京区西ノ京輿岡町 25-19
TEL 075-462-7745
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えっ 今から? 無理やって!

増村人形店の社長さんから連絡がありました
「この小十番え~やん」
私は「そりゃ作ってる人間が良いですもん
内面込みで」
社長はそんな私の冗談もスルーして
「もう30組作ってくれ」
と、、、



私は言いましたよ
「今からは無理やって!
生地も注文したけど間にあわへんって」
悲鳴にも似た言葉です が
社長さんに届く事も無く、、、

金襴を取り扱ってるお店に連絡しました
「いつももらってる赤地に丸紋の生地ですが
在庫ありますか?なかったら似た感じのものでも、、、?」
返事は在庫は無し
似た感じのもは・・・
見つくろって持って行きます

言って直ぐに用意出来ないものです
普通は 
でも持って来てもらった生地がこちら↓
 


めっちゃよう似てるやん!
絶対考えられへん
たいがい柄色が何色か織り込まれてるはずなんです
口では「有って良かった」と言いましたが
内心”何で有るねん!”です

次の問題は木胴です
普通注文して最低2か月はかかるんです
仕上がるまで 
でも
「年内納品可能だと思います」
・・・

どうするのよ
この中途半端な状態を



京製の爪のついた手を注文
これも仕上がるのに凄く時間がかかるのです
が・・・
間に合わせます!
ですって

こりゃ”やれ”って事なのかぁ?

実演の時の為に貼ってた生地
取りあえず切ります





小十番用の和紙を裁断して



張り込みです



そんな訳で今回の実演は
無理になりました

お~い
お母ん
そんな冷たい石の下で寝てんと
手伝ってくれ~

心底そう思う桃玄で御座います

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更新:2016年11月25日

龍安寺

今朝龍安寺に行ってきました
テレビでは今週末が見ごろだとか
観光客でいっぱいになる前にと
少し早めに家を出発



毎回思う事ですが
皆同じ場所です
カメラを向けるトコロは



ここ数日は寒いようです
今朝は寒かったです!
観光客の皆さんも
しっかりと着込んでます
これから紅葉狩りに京都へと
お考えの方はしっかりした上着を
用意しておいたほうが良いかも?です





朝早めだと人も少ないので
結構ゆっくりとレンズを向けられますよ



有名な石庭です
私もしばらく皆と同じ様に
座って眺めてみました
が・・・
皆さんは何か感じるものがあったのでしょうか?



今年は赤色が凄く鮮やかに感じます



もう少しお日様が照ってくれれば
もっと綺麗に写せたかも?



何かぶら下がってる?
木の枝か?
蜘蛛の糸で?



どうでもいいコトですが
後姿の女性
美人でした!



帰り妙心寺の”霊雲院”で撮影
ここも絵になります



紅葉の時期ももう少し
次は何処行こうかなぁ?

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更新:2016年11月24日

北野天満宮 もみじ宛

今日も朝から良い天気でした
行ってきました
北野天満宮へ



真っ先にもみじ宛へ
この時期凄く混むので





テレビなんかでよく映ってる赤い橋です

凄く綺麗です
今年は色が鮮やかに感じます





来週くらいが見ごろかも?ですね





入苑料700円込みで
お茶とお菓子いただけます



普通に美味しいです
お菓子





異国の人たちも沢山参拝してました



日陰は少しひんやりとしてましたが
日向は気持ちいいです







明日も晴れの予報
またどっか行こかな?

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更新:2016年11月16日

秋を感じた一日 

今日は良い天気だったのでちょっとお散歩
妙心寺→仁和寺→御室八十八ヶ所
まぁいつものコースですが
秋も少しづつ深まり
葉も色づきはじめました





さすがに日曜日
観光客が多いです


こんな感じです
仁和寺は
綺麗です





五重の塔をバックにあれこれ撮ったんですが、、、
な~んか上手くいきませんね
写真難しいです
迫力ってのがなくなってしまうんですね





で御室八十八ヶ所に向かいます



一番所
此処綺麗です



ここから約一時間の道のりです
山道は少し寒いですが
しばらく歩くと汗が出てきます

日頃使わないお尻の上部分と
腰部分の筋肉を意識して
山道を進みます
「女子か!俺は」と
自分に突っ込みながら

三十六番青竜寺
此処のもみじも綺麗でした



こんなの見て感動する歳になったんやなぁ




四十一番竜光寺
此処は六角形なんです
ここを三回まわると
願いが成就するとか
テレビでやってました



成就山山頂
標高236m
ここでお弁当を広げてる方
結構居られます
特にご家族ずれが

眺めええもんな~
ご飯も美味しいでしょうね♪



三角寺です
昨年でしたでしょうか?
紅葉の葉が一面を覆い
赤い絨毯を敷き詰めた様になってたのは



今回も心の中でそっと突っ込み入れておきました
「欧米か!」と



無事結願です



弘法大師めっちゃ泣いてるし!
何かあったんやろか?
そんな勢いです



帰りにもう一度挑戦しました
五重の塔をバックに撮影

やっぱもう一つやな・・・





帰りはスーパーで
豚肉を購入
今夜は生姜焼き
クックパッド見て作ろ

今度良い天気の日には
北野さんのもみじ宛に行ってみようかな?
暇な桃玄なので御座います

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更新:2016年11月13日

マンションサイズの大きさ 小十番

時代の流れによりお人形のサイズも
だんだん小さくなってきました
今年の春に寸法を出しました
小十番です



今まで九番ばかりを作ってましたので難儀しました
このサイズで本式十二単の衿を重ねるのは、、、

これほど小さくなると生地の”厚み”との
戦いになってきます




九番と比べると大きさが
よくわかって頂けると思います



九番を飾り付けるには
幅80cm~90cmは必要です
ですがこの小十番は60cmくらいで収まります

手も当然京製を使用しています
手も扇も段々と小さくなって
作業がしづらいと言ってます
それもそのはず
皆そこそこの年齢に達してます!



今期はこれで作業は終わってしまいました
また来季に備え木胴の組み立てからボチボチやって行ってます



私の家の近くは妙心寺や仁和寺
龍安寺、北野天満宮などがあります
天気の良い日はお散歩がてらに
秋の風景など写真に収めてみようかと
思ってますので
是非「桃玄日記」にもお立ち寄りくださいませ

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更新:2016年11月12日

木製の作札に書いていきます 墨で

毎月検索されてます
多い月は15件
木に墨で書く時に滲まない方法
ご参考にしてみてくださ

木製の作札に墨で書いていく作業の前に
やらなくてはならない事があります

先ず砥の粉(とのこ)を塗ります
通信販売で購入可能です
色も確か三種類あったと思います
木の色に近い物を塗ってください



私は直接製造元に行ってどれが
最適なのか聞きました
私が購入してものは一袋600円です
これが一般的だそうです



私は砥の粉を1に対し水を20くらいでしょうか?
混ぜます
砥の粉は石を細かく粉砕したもので
水に溶けることはありません
が水と混ぜる事で木に塗れる様になります

後はハケで塗るだけです



完全に乾かします



乾いたら布で綺麗に余分な砥の粉を
ふき取っていきます

この時はマスクする事をお勧めします
非常に細かい粒子が舞います
くしゃみ止まりません



あとはひたすら書くのみです!

ひたすら



墨がゆるいとどうしても滲んでしまいます
墨の濃さは調節しながら書いていく
必要があります

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更新:2016年11月09日

組み立て終了

今期に仕上げなければならない
お人形の組み立てが終了しました





まだ京製の手に取り換え作業が
残ってますが、、、



箱に入れ時期がくるまで保管します



次は作札を書いていこうかと思ってます

これがまたナカナカ邪魔臭い作業なのです
ある意味お人形を作るより難しいです

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更新:2016年11月08日

お遍路旅で残念な事三つ

今期残りお姫様六人です
衿を重ねていってますが
作業が細か過ぎて難儀している
桃玄で御座います!



この前のお遍路旅旅で
とても残念な事がありました
一つはカメラを落としてしまい
電源を入れると「レンズエラー2」と
表記され直ぐに作動しなくなった事です
修理するより買い直しした方がいいかなぁ?

二つ目は温泉で大きな鏡に映し出された
自分の姿を見た時です



体形維持の為に日々努力しています が
なんやこ腹の辺りにある妙な”シワ”わ!
肌に張りがなくなってるのです
体重計乗ってみましが
53,3kg
私の身長165cm
決して太ってはいません

この妙なシワをとるにはどんだけ
頑張らなあかんにゃろ?
ため息がでました

三つ目
これが一番残念でへこんだ出来事、、、

一旦停止無視で御用



無事故無違反で
ず~っとゴールド免許やったのに、、、
楽しいはずの旅行がこれでテンションが、、、

この日最後の竹林寺を参拝



車に戻り翌日の事を巡らしていました
私の予定では
室戸岬までのお寺→母親の墓参り→金比羅山でお土産購入→
丸亀名物骨付き鶏を食う→京都
の予定でしたが何故か帰路へ着く事を選択

今から思うとこの判断が正解やったかも?です

高速道路を走行中
車での総移動距離が2,000kmを超えたころ
眠くて眠くて眠くてど~しよもなくなり
近くのパーキングエリアで休憩したんですが
気が付けば約5時間眠ってたんです

次は西宮名塩SAでも爆眠
その次は京都南インター直ぐ側の桂PA
そこでも爆眠
結局我が家に辿り着いたのは
竹林寺を出発して約17時間後

異常な程に疲れていたんでしょうね
もしあのまま旅行を続けていれば
居眠り運転で点数ー2と
罰金7,000円くらいで済まない大事故を
起こしていたのかも知れません



ご先祖様が警告を発してくれたのでしょうね
きっと

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更新:2016年11月07日

岩本寺~竹林寺 お遍路旅

道の駅ピオスおおがたで朝を迎えました



ここはサーフィンができるようですね
朝から波に乗ってる人影が
元気やな~



今日は朝から温泉
ネットで見つけました
何となく良さそうな感じのなので
四万十いやしの湯
入浴料680円



カツオにゃんこやって、、、
何かの番組にこんな奴おった気がするねんけど



ハンガーにタオルかけ乾かします
昔一人暮らししてた頃のような状態です
車の中が



勿論極潤も肌の為に塗り込んでます
なんて言いますか
懐かしい感覚です
遠い昔プールの授業を終えた後に
感じた”フワ~ッとした感じ



次のお寺へ向けて車を走らせたのです
が 妙にお腹が減るのです
それで道の駅なぶら土佐佐賀で
朝ごはんを食べました



朝からこんなにたくさん食べられるやろか
そう思ったのですが
なんてことないです
美味しいのですぐ完食



市内でのスーパーで購入するモノとは違いますね
かつお本来の味なんでしょう
この味が



さて昨日の続きです
今日は岩本寺からです
以前来た時は夕方ギリギリで
天井に書かれてる絵が見にくかったんです
今回はよく見えます





え~っと、、、
あなたは誰でしょう?



これは何?



他にも個性的な絵がたくさんあります

清瀧寺
ここも結構な階段です





今回再発見しました

この薬師如来さんの足元に
何や入口やしきものを見つけました





近づいて見てみると矢印



階段発見!



幅は一人が通れるくらいです
狭いです
そのまま進むと真っ暗な空間へ
本当に真っ暗なので進む時は
足元に気を付けて下さい

その先に少し明るい所に着きます



善通寺の戒壇巡りの縮小版みたいですね

こういうちょっとした発見をした時
少しでけ心の中でガッツポーズです


高知県もあちらこちらを走り回って
時間ももう残り少し
お寺にはこの様に眺めの良い所もあります
ちょっと休憩して次に向かいます



本日最後のお寺です
竹林寺



なんて表現してよいのやら、、、
戦いで傷ついたロボットみたいな
仁王さんですね



ここは葉の色が赤く染まると綺麗なお寺ですね
これからの季節
絶対に人が押し寄せそう





今回の区切り打ちで
初めての経験お接待です

こんなん頂きました



小学生の授業の一環らしいです
私は車でのお遍路なので
遠慮しようかとも思ったのですが
お接待は無償の行為です
断らないのが礼儀だと聞きます
遠慮なく頂戴いたしました



中を開けてみると
ちょっとしたお手紙が
ちょっぴり笑みが浮かびました
歩きお遍路さんやったら
凄く心の支えになると思います



四国特有のお接待
これからもこの風習を
残していってほしいですね

今回は此処までで京都に帰ります
残すは30ヶ所
次回で結願できそうです


今回車での総移動距離
2,146km
よう走ったな~

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更新:2016年11月04日

岩屋寺~金剛福寺 お遍路旅

カビ臭い毛布くるまりながらのお目覚め
昔の車なので後部座席は平たいので
案外寝れます
足は伸ばせませんが

1,000kmを超える車の運転で
少し疲れは残ってますが
頑張っていこう!



個人的に好きな岩屋寺です
金堂までは結構な坂道と階段です





そそり立った岩
初めて見た時は思わず
「おー」と声が出ました



納経所横の階段を上ります



すると「かなえる不動」ってのがあります



中は結構暗いです
足元は気をつけないといけません



進むと奥には不動さまが居られます



次はこれ↓
ハシゴ上ります
想像してる以上に高いです



上る人は十二分に注意が必要です
怪我をしても責任はとれないとの事です↓



今回も上りました が
めちゃくちゃに怖いです

上からの眺めは綺麗です



問題は下りです
腰から力が抜けていく様な感じがします



此処は他にも楽しい所があります





今回こ岩屋寺に来た一番の目的は
きくらげと干し椎茸と伊予柑ようかんの購入です
美味しいです
凄く
半年くらい前でしょうか
此処↓に来ました





もう顔馴染みです
店主さんと
お芋さん頂戴しました



ちっちゃいフクロウも



時期になると原木から取った椎茸が
凄く美味しいそです
「今度来ると時は連絡ください」との事
タイミングが合えば取っておいてくれるらしいです


個人的に思ってるんですが
この四国88箇所は色々とツッコミどころ満載やで!と

例えば
何で階段こんなに長いねん!
とか



何でそんなにボロやねん!
とか



何でそんなに平たいねん!
とか



理科室の人形か!



そんなこんな所を見つけながらのお遍路
結構楽しいです


今年はうるう年で申年
この年は逆打ちをすれば
御利益がより得られるとか
聞いたことがあります
そのせいでしょうか? 
逆打ちしてる方が多いです


時間的に本日最終のお寺
金剛福寺



ここの仁王さんは赤いんです



足元に転がってるのは何でしょう?
修理用の部分パーツでしょうか?



とても綺麗お寺ですね



金堂をぐるりと仏像が囲んでます

後ろに回ってみました



ボルトが見えてるやん・・・
ちょっと残念感があります



お金に余裕がある方いかがでしょうか
平成の大修理の為の寄付を募ってるみたいです



せっかくなので足摺岬も行ってみましょう
金剛福寺を出て道一本渡ったらいいんです



ん?何やこれ
以前こんなん無かったのに
少しずつ改良されていくんですね



パンフレット等でこの足摺岬を照会される時に
この灯台が写ってます



ちょっと近くまで行ってみましょう 

灯台に向け歩を進めてる途中に
こんなのがあります
足摺の七不思議
「地獄の穴」
あれ?
ここも変わってる

以前は穴が開いてるだけの場所だったんですが



今は賽銭箱状態です



この穴にお金を落とすと
チリンチリンと音を出して落ちて行き
この穴は金剛福寺の金堂のすぐ下まで
つながっているらしいですよ

以前お金を落としてみたのですが
チリんなんて音しませんでしたよ


次は足摺の七不思議
弘法大師の爪書き石
この岩肌には大師が爪で
「南無阿弥陀仏」と六文字の
名号を彫ってます?



老眼のせいでしょうか?
何も見えません

お金ならよく見えます



そんなこんな事しながら
灯台の近くにきました
思ってるより大きいですよ



せっかくなので記念写真を



あっ!光ってる
それに色変わります









四国最南端不思議な足摺岬でした

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更新:2016年11月02日

京都→長崎→愛媛

先祖供養の為に長崎県にむ向け
土曜の夜九時過ぎに京都を出発
長い道のりです
ボチボチ向かいました

何処でしたか?
サービスエリアに寄った時に
こんなのを発見↓
流行ってるなぁ
くまモン



壇ノ浦パーキングエリアです
毎回思うのでうが
人って凄いな~って
こんな巨大な建設物を作ってしまうんやもんね



先祖供養をお願いしたところです
個人的に本当にお力があると感じます
なのでわざわざ長崎まで来ました



儀式を終え高速で移動中
凄く夕焼けが綺麗でした
考える事は皆同じですね
パーキングでカメラを向けてます
私も一緒になってシャッターを切りました





長崎から大分へ
休み休み約四時間ちょい
フェリー乗り場
最終の十時発に乗り愛媛へ



約一時間の舩での移動
この時期の甲板は寒い



舩を降り大洲から道の駅みかわ迄移動
今宵はここで車中泊です

以前は真っ暗な道の駅だったんです
トイレも人が入ってたら照明が点くってな感じで、、、
一人で過ごすには怖かったのですが
今はこのように明るいです



到着してからの晩ご飯です
夜中の二時過ぎ
この日初めてのご飯





はじめて見るお酒
愛媛県限定でしょうか?
一合だけ飲んで寝ます
疲れ過ぎると逆に眠れないので、、、
味は凄くフルーティーです
飲みやすいです



土曜日から此処迄の移動距離
1,205km

そりゃ疲れるわな

毛布を持ってきて正解!
凄く寒いです
毛布にくるまりお休みです、、、って 
カビ臭っ!
母親がいた時はちゃんと干してくれてたもんなぁ
時間が経てば経つほど親の有難みがわかる
桃玄で御座います


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更新:2016年11月02日