有職お誂え雛人形工房 京人形司 京都桃玄(とうげん)
プロフィル
〒604-8451
京都市中京区西ノ京輿岡町 25-19
TEL 075-462-7745
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貼り込み

昨年は七月の末に生地が届き
慌てて張り込み→縫製→組み立て 
座っての作業なのですが
ドタバタとしてました
今期は生地があります
手元に!
出来るところから進めます

今日は張り込みです

張り込みとは和紙を裁断寸法に切って
生地の裏に貼っていく作業です

先ずは和紙を裁断します





次に糊を練っていきます



次に糊を塗っていきます

糊を塗る部分が均等になるよう
和紙をセットします
その幅はミシン幅以内です
そうですね
約3mmくらいでしょうか



糊を塗っていくというより
乗せていくという方が
適切かも知れませんね



反対側も糊を乗せていきます



何故この作業が必要なのかと申しますと
ひとつは和紙が型紙的な役割をしてます
型紙を貼ることで柔らかい生地の裁断が
容易になります
また縫製の時にも和紙が貼られてることで
衣装に適度な「張り」が生まれます
その張りが私のお人形には必要なのです



そして何故袋貼りなのかというと
糊をベタ塗りして生地に貼ると
生地の風合いが無くなってしまうからです
お人形の手触り感が変ります



暫くこの作業がつづきます


話しは変りますが先日載せた「ぼちぼちと」が
総合ランキング5位だそうです



過去最高ランキングです
ちょっと嬉しい
桃玄で御座います

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更新:2019年03月04日

ぼちぼちと

この陽気でゲレンデの状況が
凄く気になってる桃玄で御座います

少し残ってる木胴を組み上げていこうと思います



頭を刺す穴にイグサを詰めていきます



それから木胴の上部部分の高さにあわせ
イグサをカットしていきます

イグサの切り口がいびつだと
白衿を巻く時に歪みの原因になりますので
真直ぐにカットします





次に木胴上部に和紙を貼ります
なぜかというと
頭の作家さんごとに首の太さが変ったりします
お人形に頭を刺しますがその時細い首の頭だと
衿と首の間に隙間が生じます
その時に胴部分が見えないようにする為です 

糊をよく練って粘りをだし
水で薄めたものに和紙を浸し
木胴に貼っていきます
寒い時期にはやりたくない作業ですね



乾かしますとこうなります↓



割と和紙に厚みがあるので
首と衿の隙間から胴部分が見えても
素材等が分からなくなります



次に衿の芯になる紙を木胴に取り付けます





三つ折にした白色の生地を巻いていきます



まな板に糊を薄くのばし白色の生地を
順に乗せて手で押さえ糊を浸透させます



それから巻いていきます

まぁ地味~な作業です



たったこれだけの数ですが
結構な時間かかります



今年は生地があるので張り込み作業を
もうして行こうかと思ってます




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更新:2019年03月01日

謹賀新年

明けましておめでとう御座います m(、、)m
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は今年「賀新年」です
年末に裁断を済ませた生地の縫製からです



お雛様のシーズン突入寸前です
急がなくてはなりません!



今日でお殿様の上衣10人分完成



明日からは又違う柄のお殿様の
上衣の縫製にかかります
次は単に、、、
ほんで次は足袋に指ぬきに袴に、、、

とにかく頑張ってる桃玄なので御座います

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更新:2019年01月01日

あれ?

お殿様の仕上げをと、、、
あれ?
居が無い
数だけ縫製したと思ってたんですが
ここ数年チョコチョコあるんです
自分の「脳」が信じられないことが

貼り込みが済んで押しをかけてる状態で発見!
ハサミで裁断し縫製



作ったと思ってたモノが出来てない時の
ガッカリ感はこの時期大きいです





居で一番気を使う部分はこの角です
額縁の角みたいに裏地を表生地に
差し込みます



で また筆で書くんです
桃玄作って



今日完成させたお殿様とそのお姫様です



こんなんもあります↓



明日からはまたお殿様の衣装の縫製からかぁ、、、
な~んか久し振りに飲みてえなぁ
おもいっきり
疲れてきたわ
そう思い感じる桃玄で御座います


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更新:2018年12月28日

お殿様の仕上げ

早速届いた材料の取り付けにかかりました



結構手間かかります

居(きょ)を取り付けた後に
石帯(せきたい)に魚袋(ぎょたい)を取り付けた
ものをお殿様のウエスト部分に巻きつけます



やっと届いた平尾の取り付け





次は手です
京製の



切って穴をあけます
ドリルで
いまだに緊張します
高価な手ですので



最後にタトー紙をオクミ部分に差し込みます



このお殿様のお相手がこちらです↓
頭は付いてません が
なかなか良い組み合わせだと思います



他にもこんな↓組み合わせも



明日も今日と同じ作業内容です

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更新:2018年12月25日

やっと届きました

頼んでいた平尾がやっと上がってきました
何処も職人不足みたいです、、、



これで居と石帯と魚袋を取り付けられます



玄関に組終わったお殿様が置いてあります



箱の中はこんな感じ↓



やっと完成にさせられます
明日は休み
週に一度は完全に手を休める日を
つくりました
無理はいけません!
もう若くはない桃玄なので御座います

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更新:2018年12月22日

コツコツと

毎日ゲレンデの積雪情報をチェックしてる
桃玄で御座います

毎日バタバタしてます
送られきた裳袴に筆で
「京都桃玄」と書き込んでいきます



生地に墨で文字を書くのには気をつかいます
墨はうすいと滲みますし
濃すぎると書けません





裳袴とはお姫様の裾部分一番上の衣装です↓



まぁ毎度のことなんですが
コツコツと積み重ねていくんです
一つ一つの作業を





このお姫様もなかなか可愛いです



作札は何とか書き終えました





この分だと新年は
賀新年になりそうです、、、

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更新:2018年12月17日

扇を持たせる時の注意です

今日は京製の手の取替えをしました
組み立て用の手を使って完成させたお姫様↓



汚しても傷を付けても何ら問題の無い手↓です



そしてこちらが↓京製の手です

傷が付かぬように丁寧に紙に包まれた状態で
上がってきます



木と針金で骨格を形成した後に
13回も胡粉を重ね塗りして
この手の形にすると聞きました
ちゃんと爪も付いてます



ノコギリでカットして穴を開けます
穴を開ける時は緊張します
いまだに
お高い手なので、、、



付け替えます



付け替えた後で最終確認です
扇を持つかの
もし持たなかったら修正します
持つように



ここで注意して頂きたいのです

物を小さくしていくとどうしても無理が生じます

基本九番の扇の材料で十番も作ります

上の扇が九番用で下の扇が十番用です↓



何を注意するのかと申しますと
「厚み」です
扇を閉じた状態で比べると分かります
小さいはずの十番用の扇が
九番用とほとんど変りが無いんです



なので若干親指と他の指との間が狭いのです
その手の無理矢理「持たせる」と
手が破損する可能性がでてきます
なので「持たせる」では無く
「かける」「置く」感覚で飾りつけて頂きたいのです

私も可能なかぎり扇を持たせられるよう微調整しています
くれぐれも持たす為に無理に押し込まのように
気を付けて頂きたいのです
よろしくお願いします
どうしても扇を持たない!
持たせにくい!
と感じる方は申し出て下さい
今一度微調整させて頂きます    

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更新:2018年12月09日

マネキ(作札)

そろそろマネキ(作札)を書いていこうかと

トノ粉という非常に粒子の細かいものを使います
滲み止めに



トノ粉を水で溶きます



それをマネキ(作札)の表面に塗ります



それを扇風機で乾かします
この時期結構早く乾きますね



乾いたら余分なトノ粉をタオルで
拭き取ります



そして左から書いていきます

神経の圧迫で右手薬指と小指の
動きが鈍いんです
その手で毛筆は正直キツイです 
が 仕事です
頑張らなくてはなりません!







手の平サイズの大きさの中に
これだけの文字を詰め込まなければなりません
めっちゃ大変です
が 仕事です
頑張らなければならないのです!



今期は全部で100枚
残り75枚、、、



一人なので何でもやらなければなりません
本当に大変なんです
時々心が折れそうになる桃玄で御座います

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更新:2018年11月23日

今日からお姫様の組み立て

昨日は届いた裳はかまのサイズ修正後に
墨で京都桃玄と書き込みを





今日からはお姫様の組み立て開始

この前の焼肉効果でしょうか?
縫製頑張って下さってます
本当に助かります

この小さいお人形に
六枚の衿を重ねていかなかればなりません!
今現在の私が感じる事ですが
お姫様の衿の重ね方が一番大事ではないか?と
重ね方が悪いと「モコモコ」とした
お人形に仕上がってしまうような気がします



次に首から肩かけてのラインでしょうか?
女性らしいなで肩



このお殿様とペアです



まだ京物の手が届いてませんので
今は関東の比較的低価格の手で
組み立ての作業をしています
取替え時にまた写真載せようと思います
時間があれば、、、



では先を急ぎまするので
これにて御免!

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更新:2018年11月06日

縫製してます

縫製頑張ってます



今は気温の高い時期なので
首の調子も良く頑張れる時に
作業を進めておこうと思ってます が
無理はできません
整骨院の先生がいうには
長時間の同じ姿勢が一番駄目らしいので

居という部分の生地です↓



これを切って



縫製!



まだ左下に「京都 桃玄作」と
墨で書いていかなくてはなりません

この手で上手く書けるのか?
ちょっと心配な桃玄で御座います

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更新:2018年09月07日

生地を切って縫製へ

早くも九月です
いつまでも暑いです
ええ加減涼しくなって欲しいですね

貼り込みが終わった生地です↓



ハサミで切っていきます





それから縫製です



今期は注文が遅かったので
急いで縫製して行きます!


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更新:2018年09月01日

早くも八月に突入

もう八月です
急いで段取りしていかなけれなりません!

今期は今迄に無い色合いでの注文です
在庫に無い色の生地を見に
伴戸商店さんへ



この生地↓の裏地です
特に左側のローズのが、、、
以前は後染めで指定した色で
染められたのですが今はもう無理だとか



色見本帳の中から選びます



伴戸さんの正面に
「西郷どん」の篤姫の衣装が
伴戸さんの生地を使用と展示されてました

写真を撮ってみましたが
とても見にくいです
すいません



取り合えず急いで段取り組んでいきます

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更新:2018年08月01日

やっと生地が届きました

やっと反物が届きました
今までになかった色柄です



返し衿等の色を決めます



そして和紙を裁断します
その後に生地に貼っていきます



この時期に注文が来るのは初めてです
ようやくスタートがきれます
約四ヶ月遅れで、、、

スタートが遅れると
当然仕上げるのも遅れます
ちょっと心配な桃玄で御座います

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更新:2018年07月31日

修理

修理依頼のお人形が届いてました



手の交換ですね
破損してます



作業内容は単純なものです
新しい手に穴を開けて交換するだけなので





袖が少しくたびれてます
スチームで張りを持たせます



湿気の多い季節です
扇風機で乾燥させ梱包し出荷しました



約二ヶ月ぶりの作業です
今年は本当に注文がまだ無いんです
こんな年もたまににゃぁえ~かぁ
まったりと過ごしている
桃玄で御座います

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更新:2018年06月21日

ちょっぴり良い話し

玄関から「今日は」と声が
出てみると明らかに日本人ではない
着物の着付けがとても変な男子の東洋人が、、、

英語を話せるか?との問いにに
私は「無理」と日本語で返しました
するとその人物はスマホを操作し見せました
「私は人形を購入する意思があります」と
色々回ってきたみたいですが
いまだに購入できずにいるとのこと
私は予算を聞いてみたのですが
・・・
そりゃ無理やわなぁ
特に京都の雛人形は高額やし
スマホを介してのやり取り

彼は中国から祖母のために来日
病気で記憶があまり無く
五十年ほど前に京都で暮らしてたそうです
当時の記憶の中に雛祭があるみたいで
祖母にお雛様をプレゼントしたいと

無理なものは無理なんやけど、、、
そう伝えたんですが食らい付いてきます

「私は16歳でお金持ちではありません」
そう表示されてるスマホを見せてきます
おまけに左足を捻挫してるみたいで
変な歩き方してるし、、、

玄関に非売品で常時展示しているものがあります
来店頂いたお客様にお人形の説明をしたり
飾り付ければこんな感じになりますと
だいたいの雰囲気を見てもらう為のものです
なので色あせや変色もありますし
少し汚れてます
これで良ければ、、、
私としては諦めてほしくてそう伝えたのですが
O、Kのサイン

ええんかい!
心の中で突っ込み入れました

文化の違いかよほど切羽詰まってたのか?

人形を組み立てた手間代と
梱包の手間代だけもらうことにしました
彼は中国では最高の儀礼だと
正座をしておでこを床に付ける所作を
三回繰り返し私にしてくれました
まぁこの中で気に入ったものを選んでくらたらいいでと
スマホを介して伝えました
すると、、、
一番ええやつ選びよったわーっ!こいつ! 
心の中で思いっきり突っ込みました

純真な心が成せる技なのか?
それともまさかとは思いますが・・・



まぁ何にしてもお祖母さんが
喜んでくれたら良いなと思います

彼も何とかしたいって気持ちだけで
行動に移せた「若さ」ってやつを将来に
懐かしく思う時が来るのでしょうね~
きっと
そんな事を考えながら梱包をしました



しかし近頃の電子機器って凄い!
関西弁で喋っても訳せるもんな
将来通訳の仕事無くなるぞ こりゃ
そう思い感じた桃玄で御座います

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更新:2018年04月22日

もう無理するなって事でしょう

相変わらず指がしびれている
桃玄で御座います



足に足袋を履かせて
指貫(さしぬき)を付けるのですが、、、



足首辺りを糸でしばるのに
小指と薬指で糸を握るのですが
しびれで感覚が鈍くなっているので
すごく作業がしにくいです



長時間机に向っていられないんです
職人としては致命傷です!
接骨医院で治療を続けてますが
今回の「不調」はなかなか頑固です
ぼちぼち様子を見ながら仕事します



背中の痛みで就寝時に目覚めるのは
何とかならんかな~
そう思ってるんですけれど、、、
もう無理するなって事でしょうね
きっと

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更新:2018年03月01日

ちょっと心配です

在庫の木胴です↓
イグサを詰め和紙をかぶせた物が有りました



これに衿芯を付けていきます

相変わらず薬指と小指がしびれてます
少し作業がしずらいです



次に衿を巻いていきます
白衿に糊を付けてるのですが
微妙な力加減が、、、



この一月は人差し指と中指ばかり
使っていたので少し負担がかかったのでしょう
つるんです
人差し指が



この前また割れた爪の補強の予約時間がきたので
行ってきました
職業柄?なのでしょうか?
花柄に目がいってしまいます



ちょっと爪割れがひどいので
オイルを勧められました
寝る前に爪の生え際の白い部分に
塗って寝ると質の良い爪が生えるようです



しかしこのシビレちょっと心配です
在庫のある分をやったのですが
時間がかかりすぎます



コリから来るトラブルってのは
時々起きるんですけれども
その度思うんです
普通で居られるって本当は
とても幸せなコトなんやな~と

この指のトラブルを脱した後はまた
無理してしまうんやろうな~
学ぶって事をしない桃玄で御座います、、、

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更新:2018年02月20日

よーし!終了

御注文頂いてたお人形の衣装を
かなり丁寧に仕上げました
右手の薬指と小指がしびれてるので



そしてかなり丁寧に時間をかけ
着せ付けて仕上げました
右肩が激痛いので、、、



見える箇所は左右対称になるように
生地の裁断から考えて作りました

お顔をつけるとこうなります↓



今期の注文は以上で終わりです
また足袋から縫製です



一人でコツコツと作業してるので
今から来期の用意です

それとボード行きます!
その為にキントレ励んできました
怪我のないようにと

ゲレンデでの様子は桃玄日記で
紹介しようと思ってます
もしよければまたお立ち寄り下さいませ!

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更新:2018年02月09日

少しお時間下さい

先日御来店いただいたお客様が
黄櫨染のお雛様を購入したいと
御注文頂きました

お姫様は「落ち着いた感じで」とのこと
得意先さんで一番注文の多い生地を
見てもらったところ
「これでお願いします!」
人気あります



早速和紙をカット





左右対称の柄合わせで仕立てます
生地に印しを付けます



その印しに合わせ和紙を
貼っていきます



お姫様も同様に貼っていきます



今肩と首のコリから
神経を圧迫しているらしく
痛みとしびれがあります
少しお時間を頂くかと思います
一つ一つの作業を確実に進めたいので

歳を重ねるとアチラコチラに
ガタ来ますね~
若いって本当に素晴らしい!
そう思い感じる桃玄で御座います

コメント(0)

更新:2018年01月29日