お人形完成しました
羊の柄が袖口に出るようにします
駆け上がる様が縁起良さそうです
寸法を測って裁断する箇所に
印しをしていきます
和紙を貼り縫製します
いい所に羊の柄がきたと思います
次にお殿様の衣装の縫製
生地を眺めていて思いました
この生地”当り”かも?と
上前身頃部分の「柄合せ」ができました
身頃を横に置き生地を眺め頭の中で
あれこれ巡らせます
あれこれ巡らせ袖、らんを取っていきます
次に唐衣の縫製ですが
どの色柄を何処に出すかを巡らせます
肩山と袖山部分に濃い色が出ないように
した方が良いような気がします
此処↓と
此処↓が袖の裾部分に出れば
可愛いと思います
此処がベストであろうと思う箇所に
線を引き裁断縫製していきます
生地が沢山あるので肩から袖にかけて
柄が続くようにしましょう
次に重ねの色です
上仕立てでの依頼です
基本的に上仕立ては
四枚なんです
重ねが
でも、、、
な~んか締まりが無いなぁ、、、
この色目
そんな気がします
やっぱりもう一枚増やすか
と重ねの袖を五枚にしてみました
正解ですね
今回は五枚重ねでいきます
勿論私桃玄の判断でやった事なので
追加料金等は発生いたしません
組み上げました
なかなかの出来です
袖裾部分↓
表衣の袖口羊の柄はこんな感じです
小腰(胴部分の蝶々結びした細い生地)も
同じ柄が出るようにしました
お殿様はこんな感じです
片山袖山部分は紫色が中心の色合いで
腹部部分くらいから下は
オレンジ系の明るい色が来るように
縫製してみました
やっぱりこの生地は当りです
上衣上前と身頃の柄が上手く合いました
袖も良い所に柄が来る配置の生地です
あとはマネキを書いて
余った生地で小物入れ?を作りました
処分するのも勿体無いので
気に入ってもらえるように
あれこれ巡らせ作らせて頂きました
如何でしょう?
これからお人形をお考えへ
「形」の変更も可能です
ザックリ感を表現した着せ付けです
勿論追加料金などは発生しません
居の取り付け方も本式に変更可能です
工房ですので様々な手法や価格があります
先ずはお気軽に御連絡くださいませ
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