この作品は以前に行った雲辺寺で
感じたことを形にしたものです
大型連休を終えた頃の事です
標高の高い雲辺寺ではまだ桜が咲いてました
私は同じ「春」でも
まだまだ寒い日もあれば
初夏を思わせるような陽気の日もあるんや
と当たり前の事ですが改めて再認識したのです
そんな”移ろい”をお人形で表現できればと
ただ漠然に思ってました
感じたことを形にしたものです
大型連休を終えた頃の事です
標高の高い雲辺寺ではまだ桜が咲いてました
私は同じ「春」でも
まだまだ寒い日もあれば
初夏を思わせるような陽気の日もあるんや
と当たり前の事ですが改めて再認識したのです
そんな”移ろい”をお人形で表現できればと
ただ漠然に思ってました
霊場を巡ってる時に「自然って怖いなぁ」とか
捨身ヶ嶽に昇り
「ここから落ちたら大怪我するなぁ」
そんな経験をしながらでも無事に結願を向え
お大師さんにお礼をと高野山に行きました
燈籠堂で手を合わせ目を閉じた時に
一瞬ですが大胆なイメージ画像が
瞼の裏をかすめました
捨身ヶ嶽に昇り
「ここから落ちたら大怪我するなぁ」
そんな経験をしながらでも無事に結願を向え
お大師さんにお礼をと高野山に行きました
燈籠堂で手を合わせ目を閉じた時に
一瞬ですが大胆なイメージ画像が
瞼の裏をかすめました
そのイメージを形にしていきます
生地を眺めあれこれ重ね部分の
色目を模索します
生地を眺めあれこれ重ね部分の
色目を模索します
組み上がった時の事を考えて裁断し
縫製したのがこちらです↓
なんとも奇妙な衣装になりました
縫製したのがこちらです↓
なんとも奇妙な衣装になりました
組み立てました
自分でいうのも何なんですが
摩訶不思議なお姫様です
自分でいうのも何なんですが
摩訶不思議なお姫様です
本来返しの衿は無金の
武田菱という生地を使います
武田菱という生地を使います
このお人形は金襴を使用しました
何故だと問われるとぉ、、、
こっちの方が上手くまとまるような気がしたからです
何故だと問われるとぉ、、、
こっちの方が上手くまとまるような気がしたからです
お殿様はこの生地を使います
お殿様の衣装はそう難しいものではありません
細かな色合わせ等はありませんので
細かな色合わせ等はありませんので
何回も失敗を重ねて出来上がったお人形です
移ろい~春~です
移ろい~春~です
お姫様の右袖はまだまだ寒い早春を
イメージした色を使いました
イメージした色を使いました
胸元の重ねの色目で少しづつ
温かくなっていく様を表現してみました
温かくなっていく様を表現してみました
今回一番悩んだのがお姫様左袖の重ねの色目です
お殿様の右身頃はローズ色で桜の柄が使用してあります
桜の頃は一番ウキウキした季節だと感じます
毎年テレビでも名所の様子が紹介されてます
そんな華やいだお殿様の桜の色目に続く重ねは?
部屋を反物だらけにして考えました
これならとお思う重ねがこちらです↓
お殿様の右身頃はローズ色で桜の柄が使用してあります
桜の頃は一番ウキウキした季節だと感じます
毎年テレビでも名所の様子が紹介されてます
そんな華やいだお殿様の桜の色目に続く重ねは?
部屋を反物だらけにして考えました
これならとお思う重ねがこちらです↓
今有る反物の中では一番の出来だと思います
お殿様の右身頃は桜の時期です
左身頃は温暖化の影響もあるのでしょうが
初夏を思わせる陽気の緑色です
左身頃は温暖化の影響もあるのでしょうが
初夏を思わせる陽気の緑色です
今回少し変ったお人形を作ってみました
お遍路さんまた行こうかなぁ
また違った発想が生まれるかも?
お遍路さんまた行こうかなぁ
また違った発想が生まれるかも?
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