有職お誂え雛人形工房 京人形司 京都桃玄(とうげん)
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TEL 075-462-7745
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お殿様の組み立て

次に組み立てるのがこの衣装です
菱の向かい鶴
これまた綺麗な色です

お殿様の組み立て


この生地は厚みがあります
袖口の折る作業の時に凄く感じました
「ぶ厚いな~」と

お殿様の組み立て


生地の厚みを考え木胴の組み立てにも
少し工夫が必要になります
胸の幅、厚み、高さをほんの少し小さくします

お殿様の組み立て


胸の和紙の中身は木毛です
近頃この木毛を触ると
くしゃみに鼻水が出ます
長年この木毛を使ってるせいでアレルギーに?
その様に思い感じる私で御座います

お殿様の組み立て


薄く細く長いものです
これを引きちぎったり丸めたりします
その時に細か~い木の粉が舞います
それを吸い込む事約25年
体が拒絶反応を起こしても
不思議ではありませんね

お殿様の組み立て


着せ付けて手折りをしますが
生地に厚みがあるので力が必要です

お殿様の組み立て


手を付けて形にしていきます

お殿様の組み立て


ここでは簡単に写真だけを載せます
が、はっきり言っておきますが

めっちゃ時間かかってますから!


お殿様の組み立て


可能な限り左右対称になる様に作ってます

お殿様の組み立て


次に袖を膨らませます

お殿様の組み立て


次は衿を巻いて釈迦紐を付けます
昨年くらいからでしょうか
近いところを見るのが辛いのです
そろそろでしょうか?
・・・老眼・・・

お殿様の組み立て


仕上げは居と石帯と魚袋と平尾の取り付けです
居を取りに行ったのですが

ほ、縫製、出来てへん

仕上げたつもりの物が出来ていない時の
ショックは大変大きいものです
はい、分っております
仕事なのだからやらなければならないって事も
でも、一言だけ言わせて下さい




邪魔臭ーーっ

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更新:2013年11月13日

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