もう十二月です
この前、もはかまが届き頑張って着せ付けて仕上げてます
ここで少しその内容をみて頂きましょう
お姫様の腕(かいな)折りを紹介します
特上仕立て表衣本着せ込みです
この前、もはかまが届き頑張って着せ付けて仕上げてます
ここで少しその内容をみて頂きましょう
お姫様の腕(かいな)折りを紹介します
特上仕立て表衣本着せ込みです
「手」を付けるのですが
先ずは写真↓の手を使います
腕折り時専用の手です
故その様な手が存在するのかと言えば
以前にも記しましたが私一人で作業をしています
このクラスのお人形には京製の「爪きり」とゆう手を付けます
が、京製の物は注文して仕上がって来る迄に時間がかかります
納品される迄の「代わり」としての役目と
爪きりはとても高価な手です
作業中に万が一、傷等のトラブル回避の為です
先ずは写真↓の手を使います
腕折り時専用の手です
故その様な手が存在するのかと言えば
以前にも記しましたが私一人で作業をしています
このクラスのお人形には京製の「爪きり」とゆう手を付けます
が、京製の物は注文して仕上がって来る迄に時間がかかります
納品される迄の「代わり」としての役目と
爪きりはとても高価な手です
作業中に万が一、傷等のトラブル回避の為です
さて、作業に入ります
手を取り付けます
手を取り付けます
曲げる肩の位置を決め印程度にそこ中心に腕を下ろします
で、第一間接を折り曲げます
親指を中心に内にひねりつつ曲げます
この時、親指に凄い力がかかります
どれくらいの力がかかるかと言えば
時々ですが爪と肉が剥がれる位です
爪の白い部分が少しイビツでしょ
これ、剥がれてるんです、、、
結構、痛いですよ
親指を中心に内にひねりつつ曲げます
この時、親指に凄い力がかかります
どれくらいの力がかかるかと言えば
時々ですが爪と肉が剥がれる位です
爪の白い部分が少しイビツでしょ
これ、剥がれてるんです、、、
結構、痛いですよ
次に目打ちを使い片方づつ完全に曲げます
その次にお人形の肩部分を両の手でしめます
こうする事で中の針金を完全に曲げきります
目打ち部分の凹みが分りますでしょうか?
その次にお人形の肩部分を両の手でしめます
こうする事で中の針金を完全に曲げきります
目打ち部分の凹みが分りますでしょうか?
角度を変え撮影してみました
この凹み部分に綿を入れていきます
中身は目視できませんので感のみが頼りです
綿の量も長年の経験で決めます
詰め過ぎてもいけませんし少ないのもダメです
綿の量も長年の経験で決めます
詰め過ぎてもいけませんし少ないのもダメです
ここで少しですが重ねの袖が少し浮きました
どうしても重ねの枚数が多いとこの様な事が起き易くなります
昔はもっと激しく弾けてしまい修正も無理な事もたまに有りました
そのお人形はゴミ箱に行ってました
どうしても重ねの枚数が多いとこの様な事が起き易くなります
昔はもっと激しく弾けてしまい修正も無理な事もたまに有りました
そのお人形はゴミ箱に行ってました
今の私はこの程度ならば何も問題ありません
少し目打ちを立て気味で第二間接を曲げます
少し目打ちを立て気味で第二間接を曲げます
ご覧の通りです↑
重ねの袖部分の浮きは解消されました
重ねの袖部分の浮きは解消されました
次は左手も曲げます
私の親指部分に少しの凹みが有ります
又、先程と同様に綿を入れます
私の親指部分に少しの凹みが有ります
又、先程と同様に綿を入れます
表衣と唐衣の間から入れます
必要な箇所に必要な量の綿をその都度入れて行きます
必要な箇所に必要な量の綿をその都度入れて行きます
これで腕折り完了です
と、言いたいのですが
肘がほんの少し高いです
袖が飛行機の羽の様ですね
それを修正します
と、言いたいのですが
肘がほんの少し高いです
袖が飛行機の羽の様ですね
それを修正します
両手でお人形の肘部分を軽く下ろし脇をしめます
次に袖を下ろします
どうでしょう?
少し落ち着いたお人形になったとおもいますが
次に袖を下ろします
どうでしょう?
少し落ち着いたお人形になったとおもいますが
このまま少し置いておきます
生地がこの形で馴染む程度にです
そして京製の手に交換します
又その時に紹介します
生地がこの形で馴染む程度にです
そして京製の手に交換します
又その時に紹介します
この記事へコメントする