有職お誂え雛人形工房 京人形司 京都桃玄(とうげん)
プロフィル
〒604-8451
京都市中京区西ノ京輿岡町 25-19
TEL 075-462-7745
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厚めの生地でお姫様を

基本的に金襴地というのは作業がし辛いんです
それも少し厚めの生地になると

次に使う生地です↓
少し厚めの金襴です
やり難さ丸出しの生地です



今回の色あわせは少し落ち着いた感じに
仕上げていこうかと思ってます
自分なら絶対使わない色を使ってみました
前回のお姫様で長いと感じた腕を
mm単位で調節します





身頃の肩幅を一分づつ狭くして
重ね袖の合せを一分五厘詰めてみました
「どういう意味?」
多分殆どの人がそう思ってるでしょう
要するに腕が約7,5mm短くなったということです



重ね衿もほんの少しづつ
詰めて着せていきました
感覚的にはシャーペンの芯の半分くらいでしょうか?



やはり少し腕が長いように感じます 



袖をほんの少し短くする方法があります
一度肩を落とします
人間でいう背伸びですね
細かい作業をしていて疲れた時に
胸を開け腕を上にあげずに
やや下に伸ばす様な背伸びです
その状態にして腕を曲げます
曲げる時もさらに針金を後ろに
持っていきます
人間でいうと肩を脱臼させるような感じです
そうするとほんの少しですが腕は短くなります

しかしこのサイズのお人形でそれをすると
出る言葉はこれです

硬った!

本式十二単は物理的に組み上げ可能なのは
このサイズまでではないか?と個人的に感じます



そこまでしてそんなに見た目変るの?
そう問われたら
多分そんなに変らないです
そう答えます
勿論私自身から見れば違いがあるんですよ
感覚的なものなので、、、



コンパクトになりました
少し小さめのお人形をお求めの方には
良いサイズかも知れませんね
お道具によりますが
上手くいけば幅60cmくらいで収まりそうです



なんか凄く甘酢が食べたくなりました
今夜のご飯です
鶏の甘酢かけ
鶏肉が安かったので



久し振りにチャーシュー食べたいなぁ
豚肉が安く売ってたら今度作ろう!

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更新:2016年02月05日