完成したお殿様の衣装を着せ込んでいきます
通常お殿様の衣装を木胴に着せる前は
袖口を三つに折り曲げます
曲げて着せ込んだモノがこちらです↓
袖口を三つに折り曲げます
曲げて着せ込んだモノがこちらです↓
今回のこの衣装は肩山とそれに似た肩山があります
多分通常通り着せた時の肩山の延長線袖口を三つに
折り曲げる事となろうとは想像していましたが
一応確認しなければなりません
頭で想像してたのと実際にやってみる事は
符合しないコトも多々ありますので
多分通常通り着せた時の肩山の延長線袖口を三つに
折り曲げる事となろうとは想像していましたが
一応確認しなければなりません
頭で想像してたのと実際にやってみる事は
符合しないコトも多々ありますので
やっぱそうやなぁ
と、通常通りに着せ付けました
が、、、
袖から身頃のかけてのラインに”ネジレ”が出ました
ま、それが本当の黄櫨染の衣装なんですが
と、通常通りに着せ付けました
が、、、
袖から身頃のかけてのラインに”ネジレ”が出ました
ま、それが本当の黄櫨染の衣装なんですが
しかし身頃長っ!
想像してたより長いわ~
想像してたより長いわ~
下身はどうかと見てみると
身頃の幅が少し足りないようです
裁断寸法を両サイド二分づつ追加やね
身頃の幅が少し足りないようです
裁断寸法を両サイド二分づつ追加やね
この長~い身頃を通常私が作ってるお人形の寸法に
納めるには強引かつ大胆に攻めるのです!
職人らしからぬ言葉と思われるかも知れませんが
先ずやってみて思う「形」にする事が大切なのです
形になれば少しづつ洗練されていくものなのです
納めるには強引かつ大胆に攻めるのです!
職人らしからぬ言葉と思われるかも知れませんが
先ずやってみて思う「形」にする事が大切なのです
形になれば少しづつ洗練されていくものなのです
何とか手繰って手繰って
私のお人形の寸法位置に衣装にを納めることが出来ました
私のお人形の寸法位置に衣装にを納めることが出来ました
次は腕折りです
やはり身頃から袖にかけての歪みが気になります
やはり身頃から袖にかけての歪みが気になります
第一間接を曲げました
うわ~、、、
歪みがもろに袖口に出てしまいました、、、
袖口が全く閉まらなくなってしまいましたね^^;
うわ~、、、
歪みがもろに袖口に出てしまいました、、、
袖口が全く閉まらなくなってしまいましたね^^;
昔”宇宙戦艦ヤマト”に出てきた
アンドロメダって宇宙戦艦を思い出しました
船首に波動砲を二門備えたヤツなんですが
似てます
袖の開き具合が
アンドロメダって宇宙戦艦を思い出しました
船首に波動砲を二門備えたヤツなんですが
似てます
袖の開き具合が
修正きくか~これ~?
先ず肘を真直ぐ下に下ろして
袖外側の生地を番線に出来るだけ添う様に
強引に手を腹の辺りに持ってくるか?
袖外側の生地を番線に出来るだけ添う様に
強引に手を腹の辺りに持ってくるか?
こんなに難儀なん初めてやわ!
おぉ~
何とか形になりました
多分ですが五年前の私ならばお手上げでしたでしょうね
何とか形になりました
多分ですが五年前の私ならばお手上げでしたでしょうね
さて、また最初からです
今迄のはお習字でいうところの練習ですね
今度は店頭に並べられる位に精度を上げて
作っていきます
今迄のはお習字でいうところの練習ですね
今度は店頭に並べられる位に精度を上げて
作っていきます
「邪魔くさくないのか?」って?
それが私の仕事です^^v
それが私の仕事です^^v
も、もうイヤ、、、