有職お誂え雛人形工房 京人形司 京都桃玄(とうげん)
プロフィル
〒604-8451
京都市中京区西ノ京輿岡町 25-19
TEL 075-462-7745
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< 2012年05>
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和紙の貼り込み

今、和紙を裁断し生地に貼り込んでいってます




写真は居(きょ)の寸法に裁断した和紙です

居とはお殿様の背中の長い衣装のことです
下の写真「京都 桃玄作」と書かれているところです




まな板の上に必要な分糊を乗せ竹ヘラで粘りが出るまで練ります

水を少しづつ加え糊を少し薄めます
粘りが強すぎると作業が出来ませんので




薄い鉄の板の上に数枚和紙をのせます




ミシン幅に収まる細さに和紙をずらします




糊を乗せていきます




次に和紙を前後を入れ替え反対側も糊を乗せていきます




和紙の端四辺に糊を乗せ生地に張っていきます




生地の風合いを損なわないように袋貼りにします
表から見ればこうなります




唐衣です
この生地は柄あわせをします
唐衣が仕上がった時に柄が左右対称になるように貼ります
贅沢な生地の取り方ですね




乾いたらハサミで切っていきます




また和紙を裁断して張り込んでいきます
そしてハサミで切っていきます
この作業の繰り返しの毎日です
まだまだ沢山の種類と枚数が、、、
ボチボチとやってくしかないんですよね

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更新:2012年05月31日