有職お誂え雛人形工房 京人形司 京都桃玄(とうげん)
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〒604-8451
京都市中京区西ノ京輿岡町 25-19
TEL 075-462-7745
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やっと?

やっと小道具屋さんから連絡が入り
「近いうちに魚袋と石帯と
小道具が用意できます」と
・・・やっと?・・・
あまりにも遅すぎる納品に
あきれ果ててる桃玄で御座います

そう言えばタトー紙がないなと、、、
なんせ色の薄いお人形なので
今までのモノでは色が合わないかな?
そう思いピンク色で作ってみました





細く裁断した生地を三つ折りし



巻くのです



タトー紙とはお殿様の
お腹部分に差し込むモノです



小さいお人形用も作ります



大きさを比べますと
こんなんです



小道具屋さんの納品の遅れが
私のお人形の遅れにつながる事を
訴えているのですが、、、
「なんせ人手不足なもんで」と
もうちょい何とかならんのかと
思い感じる桃玄で御座います

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更新:2024年02月16日

平緒作り

初めての平緒(ひらお)作りをしてる
桃玄で御座います

平緒はこの様な形↓で
納品されてきます
初めて知ったんですが



少しカメラを近づけます
こんな感じ



これを適当な寸法にカット



余分な部分を裏面側に糊付け



んで裏地をカットします
わずかに細めに



それを張り付けます



かなり細いので正直
作業が大変です、、、



そして先端部が可能な限り
バラバラにならない様に
ラップを巻いていきます





これだけの数ですが
二日ちょいかかってしまいました



私の指は男子の割に
かなり細いと思いますが
小ささの限界を感じ出してます、、、

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更新:2024年01月13日

また苦手なお習字

近頃寒暖差のせいでしょうか?
体調不良を起こしてしまった
桃玄で御座います

寝てる間は自覚が無くて
掛け布団を蹴ってるんですね
朝方に寒っ!て目が覚めて、、、
何か調子が悪いです

また苦手なお習字です

木製のマネキ書きです
先ずは”砥粉”を塗っていきます



砥粉を水で溶きます



それを木製のマネキに塗っていきます



そして乾かします



乾いたらタオルで表面をこすります
余分な砥の粉をふき取る為です



写真では少し分かりづらいかも知れませんが
右側のモノが余分な砥の粉をふき取ったモノです
元の自然な感じになります



んでぇ、、、お習字です^^;

苦手な、、、



一人でやってますので
何でもやらなければなりません!
たとえ職業病で右手の動きが
鈍くなっていようが!です

可能な限りゆっくりと丁寧に書いていきます


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更新:2023年12月11日

一日二人迄やねぇ

超小さいお人形のお殿様の
組み立てをしてる桃玄で御座います



ものが超小さいので袖口の
折り込み作業も大変です
折る幅が細すぎて



ウエスト部分もタックを作るのにも
目打ちで作っていきます
指先が入りにくいのです







着せ付けも殆ど指先作業
何度も言いますが大変です



また腕折りがそれ以上に大変です

何故かと申しますと
得意先さんから二か所曲げて欲しいと
言われているからです



この生地は何んと申しますか、、、
仕事しにくい生地なんです

木胴に沿いにくいと申しますか、、、
ゴムゴムしいともうしますか、、、
それにこの大きさに対して
生地が少し厚めなんです

なので番線を大きさ対し太目を使用してます



このお人形の大きさならば
もうひとサイズ細いのを使うべきなのですが、、、



多分ですがもう人サイズ細い番線を使うと
生地の質と大きさの割に厚め?ゴムゴムしさ?
の為に曲げきらないと思われます

なので思いっきり指先に力を込め曲げます!

肩と肘を落として袖を膨らませます

写真では凄く分かり辛いとおもいます
このひと手間で落ち着いた感じに仕上がります



衿部はこれ以上細く作るのは
もう無理との判断しました

作業が出来ません!
衿をつまむ事が出来ません!



釈迦紐も九番用の物を使ってます
これ以上細い物を使うと
仕上がりに自信がもてません



此処から先仕上げ迄いきたいのですが
石帯がまだ上がって来てませんので
この状態で保管しときます



お人形が小さいので指先と肩に
力が入り過ぎます
組み立ては一日に二人が限界です


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更新:2023年10月23日

やっぱちっちゃいわ~足袋

朝晩過ごしやすくなったなぁ
そんなふうに感じてる
桃玄で御座います

今日は足袋の縫製です

本当は今頃こんな事してる
場合では無いんですけれども^^;



裁断した生地を半分の折ります



ある程度の枚数を
型紙の穴部分に目打ちで
印を打ちます



こんな感じで↓



次にミシンです
足袋がかなり小さいので
縫うのも結構大変です

ですが今は老眼鏡という
強い味方が付いてて
くれてます^^



縫い上がったらミシン目の
ギリギリをカットします



そしてひっくり返します
この↓ぴピンセットで



ひっくり返してアイロンしたモノです↓



五百円玉と並べてみました
これではっきりした大きさが
分かってもらえると思います



コツコツ作業を続けていきます、、、


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更新:2023年09月25日

お姫様の袴を履かせてます

最近少し空気が変わって来たなぁ
そんなふうに感じた桃玄で御座います
超小さいお人形の胴に
袴を履かせてます



ホントに小さい木胴です



木胴に膝を作るために
モクメを詰め込めるよう
和紙を巻いていきます



それでモクメを詰めてから
袴を履かすのですが、、、
小さいので指先のみでの作業です



あまりにも細か過ぎまして
指がつります

最後にラップを巻きます



私の親指と比べてください
ホント小さいです
小さすぎます!



今度の三連休ですが
天気が良かったら
ちょっと車で遠出でもと
考えてます
この夏は暑す過ぎて
買い物以外全然表に出てないような、、、?
今日は買い物に出かけた時に思ったんですが
やっぱり外って気持ちいいな~って^^
好きな車中泊でもと
考えてる桃玄で御座います

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更新:2023年09月13日

胴組

注文してた木胴が届きましたので
今日は胴組作業をしてました

夏バテ気味の桃玄で御座います

イグサを木胴に詰め込んでいきます



こんな感じで↓



んで木胴上部に合わせ
切りそろえます
こいつで↓



こんなふうに↓



次に上部に和紙を貼っていきます



和紙をよく揉んで木胴に沿う様にします



和紙を揉んで木胴にそわす様にしないと
乾く時に和紙が縮み剥がれやすくなります



和紙を貼るのは衿と首の間から
胴が見えないようにです が
殆ど見えません
念のためですね


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更新:2023年09月06日

節句人形工芸士展出品作品

節句人形工芸士展に出品作品
正絹向い鳳凰丸紋です



飾り付け寸法が幅43cm高さ43cm奥行19cm
今主流になってきてるサイズです

手の平にのっていまうほどの大きさ?
小ささ?です



手は京製の爪切りです
手だけでも焼肉食べに行けます
食べ放題じゃない焼肉が



色目も今流行りの淡い色なので
お殿様の平緒はお人形の色の合わせ
特別に織ってもらいました



金襴幅で仕上がって来ます



少し近づけて撮影すると
こう↓ですです



可能な限り違和感の無い色を使って
仕上げてあります
お人形も時代と共に
大きさに色合いも変化してます

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更新:2023年08月29日

普通を少しやめてみる 其の二

自分なりに思い付く色合わせをしてる
桃玄で御座います

次は黄色い唐衣で淡く作ってみました

また和紙を裁断して
貼り込みからです



縫製して行くんですです が
やっぱ小さすぎて、、、



今回小腰部分の糸をピンク色にしてみました



特価品でひと玉150円であるとのこと!
色見本の為だけなので即購入



近頃はLINEってやつで
色を糸屋さんに写真を送ってのやり取り
勿論お人形も

以前は実際に出かけて吟味
時短になります
ホント使いこなせれば
凄く便利な世の中になりましたね~

特価品で色目のみで選んだ糸
はっきり言っていつも使ってる糸より
かなり細いです
約半分くらいでしょうか?



今回もかなり淡い色合いで作りました



返しの衿が淡いオレンジで
単が緑のお人形ですが
昭和生まれの私には
春というより初夏っぽく感じます が
今はどんな色合いが正解なのか分かりませんので
色々試していかないとね

時代は確実に進んでると
思い感じてる桃玄で御座います

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更新:2023年05月14日

普通を少しやめてみる

大型連休最終日皆様は
いかがお過ごしでしたか?
私は今日も作業をしてた
桃玄で御座います

私的に超小さいお人形なので
ほぼ指先のみの作業です
正直とても大変です



ちいさくても桃玄のスタイルが出る様に
「形」しなくてはなりません

大変ですが出来てます



今までの普通は”小腰部分”に
緑黄赤白紫の五本の糸を通します

これが今までの普通?
常識?
当たり前?
当然?です



ですがちょっと感じたんです
この五色の色が邪魔かも?と
色のトーンが違うかも?と

んで思い切って白色で統一しました↓



お殿様もお姫様の唐衣と
同じ生地で作ってます
こうした方が今風なのかも↓ですね



今までの物の作り方も大切だと思います
ですがこれからは感覚感性を主とした
色合わせも必要なのでしょうね
きっと






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更新:2023年05月07日

今日も色合わせしてます

世間は大型連休ですね~
私は色合わせの作業をしてる
桃玄で御座います

また和紙を裁断からです



それを生地に貼っていきます



腹筋を綺麗に割る為に
運動を開始したんです



今までの通りでは無く
もっと実践的?
もっと生きた筋肉の使い方?
の運動です



その結果やってはいけないかも?と
いう動きを発見しました

どうも腕立て伏せが職業病の
右手には良くないかも?です



下半身重視の運動であれば
多分問題ないと思われます



一番の問題は
お酒です!
アルコールは筋肉を分解するらしく、、、
止めてんとね

私は基本夜型の人間なんです
それを無理やりお酒の力をかり
就寝するという生活スタイルなんです



なので生活スタイルももっと自由にみようかと



しかしこの小さなお人形
作るの本当に大変です、、、



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更新:2023年05月03日

大変過ぎるぞ!このお人形

小さいお人形の組み立てをしてた
桃玄で御座います



以前のも記したと思いますが
昭和の色合わせではなく
令和の時代に合った色合わせを
したつもりです

こんなもんかなぁ?



お殿様も組み立てました



が、、、

指が入らんぞーっ!



桃玄のお殿様は基本
束帯仕立てです
本当の衣装の様に縫製してます
なので着せ付けるのが超がつくほど大変です!



腕折りも思った以上に大変!
使えるのが指先のみなんです!

おまけに老眼が進んできてるので
淡い色の衣装の衿を巻く時になんですが
見にくくなって来てます、、、



こんな感じでしょうか?

これは良いと思います↓
バランス的に



こちらは↓お姫様の唐衣の
青色がちょっと浮いてるような、、、?
昭和の感覚ですが



こんな生地やったら合いそう



今風の色合わせつって難しいな~
そう思い感じる桃玄で御座います

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更新:2023年04月29日

円町タウンガイドのサンプル到着

これどうやって作ったんや!

今更ながら試行錯誤をしてる
桃玄で御座います、、、



以前に寸法を出したはずなんやけど、、、



何かが違うぞ、、、と
超がつくほどの微調整

アカン
時間かかり過ぎる

今晩も残業決定



話しは変わりますが
以前に取材を受けたんです
円町タウンガイドのサンプルが
今日届きました



私のページ?ですか
開けてみました

第一印象は”恥ずかしい”ですね^^;



この写真を撮ってる時に
何か恥ずかしいなぁ
照れ笑いを隠しながらの撮影
やはりそんな顔ですね
皆さんにいは分からないと思いますが



内容は多分ですが皆さんの
想像する様な事だと思います

桃玄日記を凝縮した様な

では作業に戻ります

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更新:2023年04月27日

貼り込み

昨夜は部屋を片付けるのが
面倒だと感じ寝袋で就寝した
桃玄で御座います



重ねと単の色を決定



それから和紙の裁断



その裁断した和紙を生地に
貼っていきす







明日には糊も乾き縫製出来るでしょう



色合わせは手間は手間ですが
寸法出しにくらべるとまだ楽ですね^^;

十番より小さいお人形なので
上手く組み立てられるか
ちょっと心配な桃玄で御座います

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更新:2023年04月23日

色合わせ

スノボのシーズンも終わり
真面目に仕事を始めてる
桃玄で御座います

この前増村人形店さんから
預かってきた生地で色合わせを
していきます

昭和生まれの私には少し
難しい色合わせになります、、、



返しの衿はどの色か?
・・・

今までに無い色の組み合わせ
・・・



とにかく先に重ねを縫製やね
そこから判断しよう!

先ずは各色の裁断



雪の下って重ねです



ピンクと白と緑の重ね



令和に入ってからだと思うんですが
とにかく「白っぽい」んです
全体的に

単はこの色かな?と
縫製して合わせてみると、、、
ちょっと濃いかな?



んでもう少し薄い色で作り直し



そうすると何となく
緑色の存在に違和感が、、、



合う色、、、
薄紫がいいかも?と
作ってみます



再度合わせてみると
しっくりしたような、、、?



もう一組はこんな感じでしょう



単は、、、

そんなこんな事をしてると
気が付けば九時を回ってます

個人的に白すぎると安っぽく感じるんです
なのでそのバランスですかぁ?
現代風な感じを出来るだけ
取り入れたいんですが
先ほども言いましたが
昭和の感覚でずっとやって来たので
なかなか難しいです、、、

続きはまた

淡い色合いで高級感を出すのって
かなり難しいと思い感じる
桃玄で御座います

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更新:2023年04月22日

効率化の時代?

アレコレと作業してる
桃玄で御座います



袴を履かせラップを巻いたり

縫製したり





お姫様の衣装小腰の紐なんですけど
以前使ってた物とは違います
まぁ大した問題ではないのですが
以前使ってたメーカーさんでは
五色揃わなくなってました、、、
よく売れる色以外は杯盤になったとか



違うメーカーで同じ様な色で
揃えてもらって購入したんですが
この緑色の在庫でもう終了らしいです
次からは少し濃い色になるとか



生地も色見本の数が減ってます
段々とやりにくい時代に突入?
このコロナで世の中の流れが
少し変わったような気がします、、、


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更新:2023年04月12日

納品

やっと魚袋と石帯が届き
お殿様に取り付けられます
ジタバタしてる桃玄で御座います



ホント、、、
お習字したりハンコ押したり



今更思いますが一人でよくもまぁ
コツコツコツコツやってるな~と



これでお殿様は完成!

頭は付いてませんが





それで今日増村さんに納品しに
行って来ました!

んで帰りの事です
何故かETC?が反応しなくて、、、
もう古い車なんです
そんなモンと言えばそうなのかもしれません

どうしよう?と桂のパーキングエリアで思案



家に到着して阪神高速さんに連絡
事情を説明したら色々質問されてOKでした
いや~初めての経験だったので
どないしたら良いか解からなかったので
チョット焦ってしまいましたよ^^;
まさか高速道路入口で停止やましてや
逆走することも出来ずそにまま
京都まで帰って来ました

ホント気の小さいやっちゃなぁ
自分自身そう思い感じた
桃玄で御座います、、、

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更新:2023年01月11日

時間かかります

もう早いもので十二月突入ですね
年々時の速さを感じるようになった
桃玄で御座います

今手掛けてるお人形なんですが
手ばた織の生地です



生地自体が厚みがあり
おまけに横糸が非常に
抜けやすいんです



袖口を折り曲げるのですが
厚みで凄く力が必要なんです



その為に組み立てにも神経を使います



爪やその横の硬くなった皮膚等が
この横糸に引っかかるんです!



なのでヤスリで爪や皮膚を削ります



細心の注意を払いながらの作業です



生地が厚いので袖口部分にも気を使います
一度崩してしまうとナカナカもとに戻りません!



うちでは袖を二か所まげます



その為に二か所目を曲げる時に
凄く力が必要になります
なので時々こんな事になります↓
どんだけ力が必要か理解して
頂けると思います



形にして次に衿を巻いていきます が、、、



この衿も手間がかかります



なんせ生地の裏に糸がいっぱ通ってますので、、、

ハサミで切ると



こんな感じです↓

なので糊を付けてアイロンで押さえます



手間かかります、、、



ホント、、、「イーッ」てなるコトもあります



こんだけ繊細で気を使う生地なので
組み立てには時間かかります!



肩こり首コリがひどくなってきた
桃玄なので御座います


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更新:2022年12月01日

お習字です 苦手な、、、

今日は苦手なお習字をしてた
桃玄で御座います



神経圧迫で筆先を下す位置が
上下左右前後と
約1mmづつ位ですが狂います
非常に難儀です



マネキにも書いていくのですが
表面に砥の粉を塗ってることもあり
もう一つ大変です
何故ならば
筆先が紙と違い滑らないのです!



いちいち呼吸を止めて書いていきます

なので非常に時間がかかります、、、



次は裳ばかまに書いていくのですが
生地の質によっては墨の濃さを
微調整しながらのお習字になります
時々あるんです
凄く滲みやすい生地が!



まぁ焦らずコツコツと頑張っていきます

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更新:2022年11月19日

ヘアドネーションへ 三度目の

今日は今流行りの
ヘアドネーションってやつに行って来た
桃玄で御座います



我が人生三度目です



此処まで伸ばすのって大変です!
何が大変かと言いますと
風呂上り髪の毛を乾かすという事です



髪を切って一番に思う事は
軽っ!
です

髪の毛って結構重いんですよね



いつも小汚い私ですが
今回はチョット小綺麗な恰好で
お出かけしてみました^^



今回お邪魔したのは
JR円町駅より徒歩三分
saguaro hairさんです



何だかメニューが色々あるようですが
ヘアドネーションは4,400円でした
シャンプー込みで

リンク?ってやつやってみました
写真をクリックしてみてください

ちゃんと機能してるか否かは不明ですが、、、


気力があればまた二年後です

頑張れるかなぁ?
ちょっぴり自信がない
桃玄で御座います

コメント(2)

更新:2022年09月16日